頑張れ舞
部活も終わり、部室を出て、2人歩いていた。
辺りは少し薄暗くなっている。
「舞っ!俺っバイクだけど、舞どうする?」
「んっ?」
「舞 自転車だろ?」
「…うん」
「自転車、置いてバイクの後ろ乗る?」
「えっ!うん…でも自転車~っ」
「明日の朝!又、学校まで乗せてやるよ」
「わぁ~い」
やったぁ~結城先輩と、密着できる。
ぐふっと、1人にゃっとする。
実は、結城先輩の家は、とっ言うか住んでいる所は、舞の祖母の家に下宿だったりする。
だから、実は舞の家の直ぐ近くだったりする。
「舞っ!しっかりつかまれよっ」
「う~ん」
言われなくたって、べったり くっついちゃうもんねっ
夢見ごこちで結城先輩のバイクに乗る。