頑張れ舞

にやける舞




バイクが家の前に止まりヘルメットを取る。



「舞っ!着いたぞ」


後ろで、まだ しがみついている舞に言った。



「えっ!もう着いたの?」


はや~っ!あっと言う間だ。
自転車と違うわぁ…



「じゃっ!明日の朝なっ!寝坊すんなよっ」


「うんっ!絶対しない」


結城先輩と一緒なんだもん!寝坊なんかしてらんない



ヘルメットを取って、じゃ~ねと家の中に入ろうとした。



「あっ…舞!ちょっと待って!」


「んっ…なぁ…」


なぁ~にっと言う前に結城先輩の口で、ふさがれた。



あ~ぁあっ!!
キスをされてしまいましたぁ~っ!!



唇が、はなれて…


「じゃっ!じゃあな」

結城先輩はヘルメットをかぶりながら言う。


「うっうん!又っ、よろしく…じゃないっ!明日ねっ!」


動揺してしまい!おかしな事を言ってしまう。



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