頑張れ舞
そう言って食卓についた。
さぁ~て!食べたら頑張って編むぞ~!
気合いを入れて、食べ始める。
夕飯も食べ舞は部屋で、黙々と編んでいた。
「お姉ちゃん、ずいぶん!ご機嫌だねぇ」
愛が部屋の入り口に寄りかかって言う。
「愛~っ入るよくらい言いなよっ」
「言ったよっ、でも返事ないから入った…そしたらぁ~お姉ちゃんが、にやけて編み物してるから見てた」
「愛っ!ちょっと見せもんじゃないんだからねっ」
「はいはいっ」