頑張れ舞
弁当作り
「ただいまぁ~」
家に帰ると、お母さんが夕飯の支度をしていた。
台所を覗くと、お母さんがフライパンで何か炒めていた。
「お帰り舞っ!おばあちゃん元気だった?」
「うんっ、弁当は明日の朝、早く起きて、おばあちゃん家で作る」
「起きれるの?あんた」
「頑張って起きるけど、もし寝てたら叩き起こして」
「……大丈夫なの?」
「……多分!」
2階に上がって、自分の部屋に入る。
…よしっ!今日は早く寝て明日は早起きだ。
目覚まし時計を、
6時にセットする。
「よしっ!これでOK」
「何が?OKなの?」
部屋の戸が開いて愛が、入ってきた。
「何~っ、愛!」
「おっきな声でOKとか言うから廊下まで聞こえるよ!」
「うるさいなっ、もう~」