僕らは見上げる
ズキーンっと心に響いた。「まぁ、いないね」
「実はうちも父親の転勤で引っ越してきたんだぁ!だから仲良くしようね」
握手をしようと手を差し出してきた。
「よろしくな」
そして握手をした。
「てか名前は?」
「あっ言うの忘れてた!
うちの名前はカタカナでソラ、佐藤 ソラよろしくね」「俺は切原 祥よろしくな!」
「うん、あっそうだ!メアド教えて?」
「いいよ。赤外線通信ね」
そしてお互いのメアドを交換した。
「じゃ、俺帰るね」
「また明日ね!絶対メールするから!ばいばい」
「おう、ばいにゃら」

校舎を出て自転車に乗って家に向かう。
家に着いたのはまだ13時ごろだった。
「ただいまぁ」
誰もいない家に入る。
持っていたバックを置き
敷いてあった布団に倒れるようにねっころがるた。
部屋には家の近くを走る車の音しかしない。
< 6 / 14 >

この作品をシェア

pagetop