キミのテディベア




一応解散になってもみんな名残惜しくてグラウンドに残ってた


なんか俺も帰りたくねーし


いつまでもここで野球やってたいな





「先輩!!

卒業おめでとうございます」


急に女の子が前に出てきて俺に声をかけてくれた

「ありがとう」


たしか……


青山と同じクラスで前にジュースおいてもらったっけ


あと一回保健室で会ったかな?



「あの...


あたしずっと先輩のこと…………



太陽のような人だと思ってました...」





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