一生愛し続けると誓おう
加賀と風見先輩に告白されて、
今まで封印していた思い出が
蘇ってしまった。

高校1年生になっても思い出す、
嫌な思い出。

それは、
中学2年生のときに起こった。




私はたまたま、
友達の家に遊びに行って
家に帰るのに近道になる道を通った。

その道は
暗い時間には、まったくと言っていい程
人が通らなかった。

私は無防備にもそこを通った。

友達と遊んで、上機嫌だった私は
背後に誰かが潜んでいるなんて
気づかなかった。
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