好きなキモチ。


…えっ?

な、んで…しょ、翔太くんが目の前にっ?


私が首を傾げると、翔太くんは私の腕を勢いよく引っ張り…走り出した。

「先生、また戻ってくる!」


そう言い残して…

私達は、教室を後にした。




私は、腕を引っ張られたままで


当の本人は、笑っていた。



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