好きなキモチ。
数分間も私達は泣きじゃくって、やっと今泣き止んだ。
なぁちゃんは、私を離した。
同時に、ふぅと大きくため息をする私となぁちゃん。
息がぴったりだったから思わず笑ってしまった。
すると、なぁちゃんがまた私を抱きしめる。
「…私、みこが東京に戻るのは嫌だよっ」
「なぁちゃん」
「でも、みこが決めたんなら、またこの島に戻って来て?約束して?
いつでもいい、私達がおばあちゃんになってからでもいいから
ちゃんと会いに来てっ
じゃなきゃ、見送れない!!」
なぁちゃんとの約束
「守るっ!私、絶対戻ってくるから…お父さんに駄目って言われても…戻ってくる!
待ってて…っズッ…」
絶対守るから、なぁちゃんとの約束。