Nao
残業なしで帰宅、
「奈緒!!」
「ママ!!」
夕日が沈む時刻、幼稚園に到着した。
「奈緒、良い子にしてた?」
「うん!!」
ちょうど遊んでいた奈緒は片手に積み木を持っていた。
「遊んでた?」
「まぁね」
「ふふ…」
髪を撫でると彼女の髪質なのかくるんっと跳ねた
美桜の髪質はストレート
くせっ毛は誰からのもの…?
「今日ね、お歌歌ったの!!」
「そう…上手に歌えた?」
「ママの子だからね!!!」
「生意気…」
彼女の鼻をつまみ笑うと奈緒も笑う、
「さぁ…カバン持ってご挨拶して?」
「はーい」