2度目の恋は不器用なアナタと。
「……どうだった?…結ってやつと仲直りできた?」
流星くんには結くんと喧嘩してしまったことを話している。
そして 好き ってことも。
でも今は違う。
そのことをちゃんと言わなきゃ。
私は結くんたちと兄弟だったことを話した。
「そっか。じゃあ…失恋中?」
『んーん、恋愛中』
というと流星くんは"やっぱりまだ好きだよな"
と言って下を向いたけど。
『さっき、気づかされちゃった。
私、いつの間にか流星くんを大好きになってた』
と、言うと
バッと顔をあげて照れた。
『真っ赤!』
私が笑うと
「仕方ないだろ、不意打ちだし」
と 耳を真っ赤にさせてムスッとした。
流星くんの この顔が好き。