2度目の恋は不器用なアナタと。




携帯番号もアドレスも、


よく行く場所も


家も、好きな色も、何ひとつ。



どこを探せばいいのかもわからない。


電話を繋がるまで掛ける、何てこともできない。


帰ってくるまで結くんの家で待ち伏せすることも。



どうしよ…どこに行けばいいんだろう…。



とにかく、まだ近くいると信じ、私は走りまくった…。





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