守るちから。
3章


「ちょっと、何でそんなにきつく言うのぉ~」





あーもー!




その甘ったるい喋り方どうにかならないかなぁ。






それに、何できつく言うか考えてわかんないの?






「ごめんね~
そんなつもりなかったのぉ~
じゃあまた明日ねぇ~」





今度は彩音の真似をして可愛く言ってみた。





彩音はニコッと笑って何処かへ歩いて行った。






表は笑ってるけど、目が笑ってないんですけど…






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