涙味
0、、、ぷろろぉぐ
病室で1人、わたしはただただ泣いていた…
1人泣き叫び、零斗の手を握りながら必死に訴えていた。
「零斗!!ねぇ、嫌だよ…いかないでよぉ――…」
「零斗!!ねぇ、聞いてるの?」
「零斗ぉ―――…」
必死の声も今の零斗には、勿論無意味だった。
でも、次の瞬間零斗は口を開いたんだ…
「…――ゆ……―い……?」
その声に顔をあげると、そこには精一杯微笑みかけている零斗の姿があった。
「零斗!!零斗!!あたしだよ?しっかりして!!」
そういうと零斗は満面の笑みを浮かべた。
そして…最後の力を振り絞ってこう言ったんだ。
『…―また――…ね……』
1人泣き叫び、零斗の手を握りながら必死に訴えていた。
「零斗!!ねぇ、嫌だよ…いかないでよぉ――…」
「零斗!!ねぇ、聞いてるの?」
「零斗ぉ―――…」
必死の声も今の零斗には、勿論無意味だった。
でも、次の瞬間零斗は口を開いたんだ…
「…――ゆ……―い……?」
その声に顔をあげると、そこには精一杯微笑みかけている零斗の姿があった。
「零斗!!零斗!!あたしだよ?しっかりして!!」
そういうと零斗は満面の笑みを浮かべた。
そして…最後の力を振り絞ってこう言ったんだ。
『…―また――…ね……』