イケてるガール?
まぁいいやー
「オレ、もう席戻るね~。
あっ、理科室の掃除はしないから」
優チャン、ドンマイ
オレ、勉強出来るから!
席は窓側の後ろから2番目なんだ
一番後ろは…
「ちょっと、凪!
どこいってたの?」
「うぎゃッ」
オレの小さい頃からの親友である、
東藤 葵(トウドウ アオイ)
気が強くて、明るく、元気な女の子。
結構…いや、かなり美人
整った…整いすぎた顔立ちに、黒髪のミディアムヘアー
本人いわく、オレみたいな色素の薄い茶髪が良かったんだとか…
そんな葵に席に座ったとたんぐっと襟を後ろから引っ張られた。
「色気の"い"の字も無い声ですね~」
「ちょっ!何すんだよ」