これからは…
「おっはようございまーす!」
「おはようございます」
医局のガラス張りのドアを開けると同時に、それぞれに医局員たちに挨拶をする白衣姿のしるふと海斗
二人の登場に医局員たちも椅子をくるりと回して振り返ったり、首だけをよこしてそれぞれに挨拶をする
いつもの朝の光景だった、そこまでは
「立花先生!!」
しるふの出勤に、目の色を変えて歩み寄ってくるのは、インターン生の園田夏美
ボブカットがよく似合う、瞳の大きな後輩だ
「ど、どうしたの、園ちゃん」
入れかけのコーヒーを放りだし、しるふに詰め寄る園田の剣幕にしるふは椅子の上で及び腰になる
「聞いてくださいよ!!」
「あ、ああ、うん」
園田の放り出しだコーヒーを園田の使う共有テーブルの上に置いて、自分用のコーヒーを入れ始めた海斗を横目に見ながら、憤怒している園田に相槌を打つ
「うちの連れが!!昨日アホなこと言い出したんです!!」
「あ、アホなこと?」
連れって確か松田君とか言ったかな
園田の話にちょくちょく出てくる彼氏松田
付き合ってそんなに経っていないらしいが、一応同棲しているという
「おはようございます」
医局のガラス張りのドアを開けると同時に、それぞれに医局員たちに挨拶をする白衣姿のしるふと海斗
二人の登場に医局員たちも椅子をくるりと回して振り返ったり、首だけをよこしてそれぞれに挨拶をする
いつもの朝の光景だった、そこまでは
「立花先生!!」
しるふの出勤に、目の色を変えて歩み寄ってくるのは、インターン生の園田夏美
ボブカットがよく似合う、瞳の大きな後輩だ
「ど、どうしたの、園ちゃん」
入れかけのコーヒーを放りだし、しるふに詰め寄る園田の剣幕にしるふは椅子の上で及び腰になる
「聞いてくださいよ!!」
「あ、ああ、うん」
園田の放り出しだコーヒーを園田の使う共有テーブルの上に置いて、自分用のコーヒーを入れ始めた海斗を横目に見ながら、憤怒している園田に相槌を打つ
「うちの連れが!!昨日アホなこと言い出したんです!!」
「あ、アホなこと?」
連れって確か松田君とか言ったかな
園田の話にちょくちょく出てくる彼氏松田
付き合ってそんなに経っていないらしいが、一応同棲しているという