かぐや姫と狼男


「おじい様…」


 小声でつぶやいた。


 私は心配で心配で仕方がなかったから


 無理矢理、地球に連れてきてもらった。


 月から来る道のりは気持ちのせいか


 すごく長く感じられた。


 地球に着き、病院へ行った。


 地球の病院に来たのは初めてだったが、


 月にある病院とあまり変わりがなく、


 どこか見たことあるような雰囲気だった。
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