PANSY~私の事を想って下さい~
☆ドキドキの図書室?!(仮)
コンコンコン
ガラガラ
「…失礼します」
「…おぉ!!やっと来たか」
職員室に入った私にいち早く気づいた先生は、手招きした。
「…これ、図書室に戻して来てくれないか??」
私が先生の机に行くなりすぐにそう言って、目の前にぶっとい本がいくつも積まれた。
いやいや…
これ雑用じゃん!!
何よそれ…
「…嫌、とでも言うつもりか??」
先生はいつものような鋭い目つきで私を見ていた。
まるで、お前に拒否権はない!!
お前が俺の授業中に話を聞いてないから悪いんだ!!
…とでも言いたいような顔だった。