ひとつのひかり


泣きながら君に
電話をした。



「好き」

その一言を伝えた


君は


「ごめん、みさきの事が好きなんだ」


諦めたくなかったの


なんかわかんないけど
君と一緒になりたかった。
まだガキだから
溢れる気持ちを
抑えられなかった



君と友達に



「今から死にます」
「幸せになって」



そうメールをして
二階から飛び降りた



消えてしまいたかった
叶わないなら
もう何もいらない
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