ひとつのひかり


それから毎日電話して
毎日メールして
四六時中君とうちはつながっていたよ


電話する度に
「足大丈夫?」

「寝れてる?」
「ご飯ちゃんと食べた?」
「何か合ったら言えよ」

心配してくれた君に
うちは意地を張ってばっかり。
付き合って一週間。
初めての喧嘩をした


理由なんか覚えてないほどくだらなかった理由だろうね


本当に消えてしまいたかった。
うちはリスカをしてしまった。
君は泣きながら
「苦しめてばっかでごめん」
うちは大事な人を泣かせてしまった

仲直りした後も
うちは泣いてばかりだった。
遠距離だから怖かった



いつか君は離れてしまう
そう考えてしまったから。
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