甘く煌めく流れ星ッ☆
今私の口のなかにはあいつから貰ったアメが……
しかも口移し……。
嫌だ!
出したいんだけど、それはさすがにダメなようなきがして……
「おっ!出さないのか?」
「出してほしいなら出すよ」
「あー!!」
アハハ!
何この反応ー!
可愛いなぁ。
ん?
私男子に可愛いとか初めて言ったかも。
でも可愛かったしね。
「おい、俺はお前のことなんてよんだらいい?」
「大神でも絢でもいいよ」
「じゃあ絢って呼ぶ。俺のことはハルでいいからさ」
「わかった。あっ!もう行かなきゃ間に合わないよ!」
キャー!
もしかして入学式の日から悪いみたいになったらやばいよー。
もういかないと!!!
「私いかないと!君のことは私が先生に具合が悪いって言っとくから!私の部屋から出ないでね」
バタバタと教室まで走る。
ドアが
パタンッ
としまった。
その瞬間あいつの声が微かに聞こえた。
なんて言ったかは分からないけど。
「なんでハルって呼ばないんだよ………………」