甘く煌めく流れ星ッ☆
ぱちっ!
あれ?!
私寮にいる……。
いつ?
なんで?
だって…………知らない人から呼び出されて……、ほたるちゃんに助けてもらって……それから…………。
それから?!
記憶がない……。
ガバッと起き上がって回りを見ると、私のベットの下に寝転んでいる本城ハルがいた。
え?
…………
あっ!
本城ハルがここまで運んでくれたんだ!!!
いい人じゃん。
私なんで冷たくしてたんだろ…。
ここまで運ぶのだって、楽じゃない。
重たかっただろうし、広い学校だから倉庫からも遠かったし……。
「ありがと……。ハル…………」
素直に言えたんだ。
この時だけは。
「やっーとハルって呼んだな!!絢♪」
「よ…呼んでない…!」
やっぱり調子いいやつ。