甘く煌めく流れ星ッ☆
「絢さ、帰ったら何する?」
「帰ったら?うーん、取り敢えずごろ〜とするつもり!」
「終わったらゲーセン行かねぇ?お前も宝つれていいしさ」
「ホント!?いくいく!じゃあハルは誰連れていくの?」
「西澤夜天ってやつだよ。たぶん知ってる。スターだし」
夜天かっこいいからなー。
どこいっても、モテる。
俺より…
いや、同じくらいもてる。
夜天は瞳が灰色だ。
たぶんそれは母親がロシア人だから。
「あー!わかった!西澤夜天ってカッコいいよね!」
「……あぁ。カッコいいな」
???
なんで俺怒ってんだ?!
夜天のことカッコいいって言ったからか?
いや。
でも普通にそうだろ。
………………
まぁいいや。
キーンコンカーコン−−
「じゃあまたあとでな」
今から選択科目の時間だ。
俺は一応商業技術。
なんか楽そうだから。
パッと向こうの渡り廊下を見ると、絢が夜天と話していたー……