甘く煌めく流れ星ッ☆





「絢さ、帰ったら何する?」



「帰ったら?うーん、取り敢えずごろ〜とするつもり!」



「終わったらゲーセン行かねぇ?お前も宝つれていいしさ」



「ホント!?いくいく!じゃあハルは誰連れていくの?」



「西澤夜天ってやつだよ。たぶん知ってる。スターだし」



夜天かっこいいからなー。

どこいっても、モテる。


俺より…
いや、同じくらいもてる。

夜天は瞳が灰色だ。

たぶんそれは母親がロシア人だから。



「あー!わかった!西澤夜天ってカッコいいよね!」



「……あぁ。カッコいいな」



???

なんで俺怒ってんだ?!
夜天のことカッコいいって言ったからか?


いや。
でも普通にそうだろ。



………………
まぁいいや。




キーンコンカーコン−−


「じゃあまたあとでな」


今から選択科目の時間だ。


俺は一応商業技術。

なんか楽そうだから。



パッと向こうの渡り廊下を見ると、絢が夜天と話していたー……





< 34 / 43 >

この作品をシェア

pagetop