甘く煌めく流れ星ッ☆
なんなんだよ。
てかなんで俺も怒ってるんだか分かんない。
「ハル?なんか元気なくない?」
宝か…。
宝はいつも憎まれ口しか叩かないのに、今日はやけに気にする。
「いや……。大丈夫。気分が悪いんだ」
「じゃあ保健室行ったら?」
「あーそうする。先生には具合が悪いって言っといてくれ」
「わかった。お大事に」
ゆっくりと保健室まで向かう。
あーホントきついかも。
ガラッッ−−−
誰もいない。
「失礼します」
ベッドに横たわる。
少しずつ目を瞑る。
俺熱あるかも…。
いやないなやっぱり。
足音が聞こえてきた。
誰だろ?
ガラッッ−−−
「あの…誰かいますか?」
この声は……
絢……だろ。
「誰もいないの?失礼します」