甘く煌めく流れ星ッ☆





教室まで戻るのだりぃな。


今日仕事あるっけ?

一応行ってみるか。



教室のドアを開ける。




「宝ー!いるか?」



「ハル!具合大丈夫?」



「あぁ。今日仕事あったっけ?」



「えー?私もまだスケジュール聞いてないからなー」



「そっか。じゃあ一緒に事務所まで行かねぇ?どうせ用事も無いし」



「そうだねぇ。いいよ!今から急いで準備するから待っててね」



「あぁわかった。俺玄関でマネージャーの車呼んどく」



早速玄関までいく。


靴を出そうとしたとき、絢の靴箱に目をやるとまだ学校に残っていた。


確か副生徒会長の集まりがなんとか……。



そんなことを考えていると宝が来た。



「ごめんー!もうマネージャー来てるよね?」



「まだ来てねぇから大丈夫。たぶんもうすぐ来るしさ」



「良かったー」



あっ車来た。

あの大きいファミリー車の黒は俺のマネージャーしかいないだろ。



「すいません。少し道が渋滞していまして……」



「いいよ。今から事務所まで行ってくれ」



「分かりました」



「宝。乗って」



「あ…お願いします」





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