甘く煌めく流れ星ッ☆
まじ…
1ヶ月も休みないのかよ……。
それじゃちょー疲れたまるじゃん。
だるー!
「あの……私達は1ヶ月学校にも行かれないということですか?」
「学校は……無理ね……。いきたい気持ちも分かるけど、学校にも行って、仕事も行ったら体調崩すでしょ?それに一応寮には戻ることになってるし」
寮…ね。
絢ぐらいしか近くにいねぇよ。
「休みがほしいのなら考えるわ。だけど今の自分の行動が未来の自分に、どう影響を及ぼすか想像できるでしょ。その上で決めて」
なにもいえない。
俺は芸能界で大成したい。
ホントならこんなに仕事がもらえて嬉しいはずなのに…………
なぜか喜べないんだよな。
だけど社長に反発なんて出来ない。
「……分かりました。喜んで引き受けさせていただきます」
「早速今からドラマの撮影が始まるから急いで」
パタン−−−
「俺らきついよな」
「仕方ないんだよ。社長に拾えて貰えたことさえ奇跡なんだから」
「言い方悪りぃよ。スカウトされたんだよ」
「ごめんごめん。さぁ行かないと」