甘く煌めく流れ星ッ☆



黙ってついていくと、綺麗な寮に着いた。

すごい!!!


でもなんで別々なんだろ?
綺麗なのは嬉しいけどね!


ほたるちゃんが私と同じことを先生に言っていた。



「なんで私達は他のみんなと違う寮なんですか?」


先生は待ってましたと言わんばかりの雰囲気を漂わせていた。



「ここにいる寮の生徒はね、この桜花高等学院を卒業したら、進学はせず芸能界に入ってもらうの!」


………………えーーーー?!!

な、なにそれ?!

意味がわかんなすぎだよー。

なんで私みたいなのが、こんないい寮に……!?


何かの手違いじゃあ……。



「ここの寮には誰が入る予定なんですか?」

恐る恐る訊いてみた。



「大神絢、宝ほたる、本城ハル、西澤夜天、内山未希、堺一馬の6人よ!しかもこの学年だけ6人もいるのよ。他の学年は1人か、最低0なのにー♪」



分からない。
なんで?
私可愛くないし、歌もダンスもうまくないのに……



「というわけで、早速入ってねー!あっ!でも、今から入学式だから後でがいいよ」


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