甘く煌めく流れ星ッ☆

えー!!

荷物重たいのに……


「さっ☆はやくはやく!」


というわけでほたるちゃんと体育館に急いで行った。


これはまた広い!!!
綺麗!!!



長い長い校長先生の話が始まった。

「暖かい春の光に誘われてー……」



はいはい。
つまらないなー。


することないし、私語はダメだろうし…。



「それでは新入生代表挨拶、1年3組、本城ハル」



キャーーー!!

……みんなミーハーだなぁ…。
私はかっこいいかも分からないけど…

でも少しうるさい気が…。

栗みたいな、ミルクティーみたいな綺麗な髪のいろ。

目元も男子とは思えないほど、大きくて引き込まれるー…

なにいってんの私。



「各自クラスに戻ってください」

じゃあー…




ドンッ!!!


今だれかとぶつかった気がする…。


誰ー?

パッと振り向くと、そこにはさっきステージの上に立っていた、本城ハルだった。
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