もっと美味しい時間
私の上に跨ると、身体を重ねる。
「百花、愛してる」
そう言って首に唇を当て舌で首筋をなぞり、鎖骨へとそれを滑らせていく。
その時も、胸への愛撫は忘れない。
空気の冷たさと興奮ですでに硬くなっている先端を摘み捏ね弄られる
「あっ……っ」
「いい声だ。もっと感じて、もっと聞かせて」
先端を口に含むと、軽く歯を立てた。
「やぁ……っあっ」
ズキッとする刺激に、身体が大きく跳ね甘く痺れる。
もう私の中心は、疼きっぱなしだ。
両足を擦り合わせ身をよじっていると、それを素早く察知した慶太郎さんが太腿に手を伸ばした。
「足、開いて」
もうとっくに無抵抗になっている私の身体は、慶太郎さんの言うがままに足を開く。
露わになった中心を、慶太郎さんの指が触れる。
満足そうな笑みを湛え割れ目を何度か往復すると、彼の長くキレイな指が少しだけ中に入った。
「んっ……」
「百花の中、スゴいことになってるな」
「いや……恥ずかしいこと言わないで……」
両手で顔を隠すと「ダメ」と言ってその手を取られ、頭の上に押さえつけられてしまう。
「百花の感じてる顔、ちゃんと見せて」
私の中に入っている指を一瞬激しく動かすとスッと抜き、代わりに熱く滾っているソレを押し当て、一気に突き入れた。
「あぁーっ」
慶太郎さんの背中に手を回しギュっと抱きつくと、慶太郎さんのソレが質量を増した。