HELIOLITEー君と輝く音ー



ビシッと指を彼に向ける。


そして、彼女宮田さんが言い放つ。



「拓弥は歌うの禁止」


「はぁ!?何でだよ!」


「お前は絶対歌うな」



と、宮田さんと速水くんに言われる始末。


なんだよ、二人してー!鈴木くんが叫ぶ。


マイクを通さずとも、部屋に響く声。



えっと…頑張ってください?


何て言ったら良いのか分からず、語尾が疑問詞がついてしまった。


でも、それしか言う事が思いつかなかった。


< 143 / 411 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop