HELIOLITEー君と輝く音ー



気付くと、速水くんと宮田さんがもう二度と歌わせないようにか、鈴木くんの口にフライドポテトを詰め込んでいた。


モゴモゴとそれを一生懸命、鈴木くんは咀嚼する。


が、口に入れられるスピードと飲み込むスピードがあっていないためか、口の端からいくつかポテトが零れ落ちていく。


顔を真っ赤にしてどうにかポテトを食べようとする鈴木くん。



えっと、あの…鈴木くん、苦しそうですよ?


ポテトのせいで息もままないよう。


飲み込む前に息が出来てないから顔が赤いのでしょうか。


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