HELIOLITEー君と輝く音ー



そう思えば大丈夫な気がしてきた。



「いいですよ」


「本当!?やったぁ!何、歌う?何、歌える?」



晴香ちゃんが満面の笑みで言葉を紡ぐ。


それは、私が言葉を挟む余地すらないぐらい。


私が歌うと言っただけで、こんなにも喜んでくれるなんて…



もっと、早くに歌えば良かった。


いえ、やっぱり一人では無理。


晴香ちゃんが居てこそ、歌えるのです。


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