HELIOLITEー君と輝く音ー



前を行く彼らは周りを行く人たちの視線を自然と集める。


三人とも、顔が整っているから。


目を奪われるのも分かる。



ただ、その中に入る勇気など私にはない。


晴香ちゃんと後ろをついて歩く。


いつ、いつ。


彼らにこの事を言ったら良いのだろうか。



バンドには入らない事を…入れない事を…


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