HELIOLITEー君と輝く音ー



「この馬鹿が申し訳ない事をした」



岡本の方へ歩み寄り頭を下げる。


そして、未だに騒がしい奴の頭を引っぱたくと、無理やり頭を下げさせた。



「いてっ!」


「お前も謝れ!」


「なん…って!ご、ごめん!おかもっちゃん!」



俺が下を向かせた事でこの事態にようやく気付いた拓弥。


顔を青く染める。


そんな拓弥を放ってCDを拾い集める。


そんなに背の高くないキャビネットだったからか、割れたりはしてないみたいだ。


よかった。


< 203 / 411 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop