HELIOLITEー君と輝く音ー



取り敢えず、音出しをして安定させる。


ギターを鳴らし、ベースを鳴らす。


その間にもメトロノームがリズムを刻んでいる。


カチッカチッと繰り返し音が鳴る。



「じゃあ、行くよ?」



望が俺たちに目配せをする。


それに頷き答える。



「OK!」


「ああ」



ドラムの望がスティックを合わせ音頭を取る。


最後の音が鳴ったとき、俺たちの演奏は始まる…


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