HELIOLITEー君と輝く音ー
「か、か、歌詞なんて…む、無理ですよっ!」
そう言うかなで。
うん。予想した通りの反応だ。
面白いくらいに驚いているし、案の定無理だと言う。
予め、拓弥と望には伝えてあったから、二人は何も言わない。
逆に賛成側だ。つまり、俺の味方だな。
「歌詞なんて、書いた事ないですし…」
「そう言うと思ってだな」
ちゃんと対策は用意してある。
彼女が言うだろう事は容易に想像がついた。
その為の対策も準備済だ。