HELIOLITEー君と輝く音ー
かなでに急に歌詞を書けと言っても無理な話だと、そこはちゃんと理解している。
だから、そのために篤を呼んだ。
作詞の講師として…
篤がボーカルの時も、歌詞を書かせていたからな。
その事に対しては何かしらのアドバイスが出来るだろうと思った。
作詞に関しては、ド素人のかなでのために篤を呼びつけたのが現在だ。
「それで、岡本さんに歌詞の書き方を教えたらいいんだよな?」
篤が確認だと言うように俺を見る。
それに頷き答える。
「ああ、頼む」
「え…?」
「つまりはこういう事」
望が俺の代わりに説明をする。