HELIOLITEー君と輝く音ー
かなでの思いがたくさんに込められた歌詞。
すぐに分かった。
伝えたい事、全てがこの歌詞に込められている。
「あ、あの…どう、ですか…?」
俯き加減にかなでが呟いた。
もしやこの歌詞では駄目だったのではないかと、ありありと顔が語っている。
誰が言おうか。
この歌詞では駄目だと。書き直せと。
これはかなでの心が鮮明に写し出された歌詞だ。
まだ、音も何もついていない状態なのに、この歌詞には心を揺るがす力を秘めていると感じた程だ。