HELIOLITEー君と輝く音ー
落ち着かない様子で、流れの説明をしている運営委員を見つめるかなで。
落ち着かなくしているかなでだが、反面その瞳が輝いている事に気づいた。
それは、明日が楽しみだと言う感じで。
キラキラと輝いている。
その瞳を見ていると、こちらも明日が待ち遠しくなってくる。
「ああ、そうだ。かなで」
今、思い出した。言わなければいけない事を。
「……ん?何ですか、ヒーロー」
かなでがこちらを向く。
真っ直ぐな視線で見つめられる。