HELIOLITEー君と輝く音ー
「明日のMC、任せたからな」
「…へ?エム、シー…?」
間の抜けた声を上げる彼女に、頬が緩む。
かなではいつも、思った通りの反応をしてくれる。
些細な事を言うにも、かなでを驚かせたくなる。
そう思うほどに、かなでの反応がいいのだ。
「そう、MC」
俺がそう言うと望と拓弥が続いてかなでに言葉をかける。
「頑張れ!かなでっ」
「いいなぁ。俺がやりたいよ。本当は。でも、おかもっちゃんに譲る〜」