HELIOLITEー君と輝く音ー



晴香ちゃんが一口、パンを齧りそれを咀嚼する。


私と宮田さんの返事をそれで待つ。


私が頷き、宮田さんが特にない事を示すと、晴香ちゃんは言った。



「明日さ、三人でカラオケ行かない?親睦深めよう!」


「え?あ、カラオケですか!?」



晴香ちゃんの予想外の言葉に、私は驚きの余り叫んでいた。


その声が思った以上に大きく、クラス中の視線が一瞬こちらに向く。



「あ…」



やってしまいました…


カラオケと言う単語に過剰に反応して大きな声を出してしまうなんて。


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