【長編】Little Kiss Magic 3~大人になるとき~
数千人、数万人の社員と家族の責任をその肩に背負う運命を受け入れ

その頂に立ち統率する熱いエネルギーを秘めた、若干17才の少年


彼が…あたしの好きになった人


あたしを好きでいてくれる人


未知の世界の前に立つ自分を感じて、不安が無いわけじゃない。

それでもあたしは、たとえあなたが誰であってもやっぱり好き。

ボサボサ頭でもなく、瓶底眼鏡もないけれど…

あたしの腕を引く力強さが、とても頼もしくて…

知らなかったあなたの姿を知って、もっと惹かれた。

彼の示す道ならば、恐れることなんてないのだと信じられる。

ここへ来て、本当の彼を知る事が出来て良かったと


心から思った。



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