【長編】Little Kiss Magic 3~大人になるとき~
先を歩く香織をフワリと背中から抱き締めると、そっと耳元に内緒話のように囁く。
「ここでは会えないから…休みの間、うちの別荘に暫く来ない?」
「え?」
「僕の誕生日に、今度僕が父を手伝ってオープンするホテルでパーティがあるんだ。
香織には僕の彼女として出て欲しいんだけど…ダメ?」
「え?あたしが?」
「うん。僕の誕生パーティを兼ねたお披露目みたいなものなんだけど、ホテルにも宿泊できるんだ。
オープン前に、社員教育の為に一部の関係者や身内にホテルを利用してもらうんだよ。
香織には…僕のホテルの一番最初のゲストになって欲しいと思っているんだ」
「廉君のホテルに泊まれるの?」
「うん。来てくれる?
僕の両親も香織に会いたがっていてさ、照れくさくて中々言い出せなかったけど、実は夏休みに別荘へ招待しろって、かなり前から五月蝿かったんだ」
「ご両親が?」
「二人とも君に会うのを凄く楽しみにしているよ。
僕が惚れた女の子がどんな娘かってね」
「ここでは会えないから…休みの間、うちの別荘に暫く来ない?」
「え?」
「僕の誕生日に、今度僕が父を手伝ってオープンするホテルでパーティがあるんだ。
香織には僕の彼女として出て欲しいんだけど…ダメ?」
「え?あたしが?」
「うん。僕の誕生パーティを兼ねたお披露目みたいなものなんだけど、ホテルにも宿泊できるんだ。
オープン前に、社員教育の為に一部の関係者や身内にホテルを利用してもらうんだよ。
香織には…僕のホテルの一番最初のゲストになって欲しいと思っているんだ」
「廉君のホテルに泊まれるの?」
「うん。来てくれる?
僕の両親も香織に会いたがっていてさ、照れくさくて中々言い出せなかったけど、実は夏休みに別荘へ招待しろって、かなり前から五月蝿かったんだ」
「ご両親が?」
「二人とも君に会うのを凄く楽しみにしているよ。
僕が惚れた女の子がどんな娘かってね」