【長編】Little Kiss Magic 3~大人になるとき~
疲れていたからすぐにベッドに横になったけれど、廉君とあたしを隔てるものが薄い壁だけだと思うだけでドキドキして、なんだか落ち着かない。
ウトウトしてはフッと目が覚めて…。と、こんなことをもう、数回繰り返している。
「ああ、ダメ。明日廉君を起こすって決めたのに、これじゃ逆に起きれないじゃない」
高ぶった気持ちを落ち着ける為、思い切って起きることにした。
廉君は寝てるよね?
水を飲もうと、リビングへのドアをそっと開けると、真っ暗な室内に、廉君の部屋から漏れる明かりが見えた。
時刻は3時を過ぎている。
いつもこんな時間まで起きているの?
無理をしているんじゃないかしら?
まさか、本当にお昼まで眠るために、朝まで起きてるなんてこと、無いわよね?
心配で、気になって、何度か廉君の部屋の前を往復してみる。
ウトウトしてはフッと目が覚めて…。と、こんなことをもう、数回繰り返している。
「ああ、ダメ。明日廉君を起こすって決めたのに、これじゃ逆に起きれないじゃない」
高ぶった気持ちを落ち着ける為、思い切って起きることにした。
廉君は寝てるよね?
水を飲もうと、リビングへのドアをそっと開けると、真っ暗な室内に、廉君の部屋から漏れる明かりが見えた。
時刻は3時を過ぎている。
いつもこんな時間まで起きているの?
無理をしているんじゃないかしら?
まさか、本当にお昼まで眠るために、朝まで起きてるなんてこと、無いわよね?
心配で、気になって、何度か廉君の部屋の前を往復してみる。