Kissから始まる♡♥♡〜君は私に絶対服従!!?〜
魔石は輝く。
2つ目、守りたい、強くなりたい。
「んん〜。」
「未来〜起きろ〜。」
シャッ
カーテンが開く音が聞こえる。
窓からはポカポカを通り越して夏の痛い日射しが入る。
この声は....
「お兄ちゃん。」
「おう。起きたか?おはよう。」
私ににっこり微笑む人物はお兄ちゃん。
八乙女 来人ーヤオトメ ライトー
肩にかからないくらいの薄茶色の短髪。
いわゆる爽やか系イケメン。
以前も言ったが超シスコン。
「あ。そーだ。」
私はふらふらとベッドから離れてあるものを探す。
あった。
「はい、お兄ちゃん。お土産。」
私の手には京都で買った桜のキーホルダー。
「未来が俺に....?うっ嬉しすぎる!!ありがとう!!」
私の手からキーホルダーを受け取ると本当に嬉しそうに笑うお兄ちゃん。
.....シスコンだな〜。