Kissから始まる♡♥♡〜君は私に絶対服従!!?〜
「魔力がないと騎士の印を感じとることができない。」
「.....。」
「だから、真面目に探せ。お前の身に危険が迫っているぞ。」
私の横で一日十同じことを言い続けるライちゃん。
へーいへい。
変なことを言っているヤツは無視でーす。
今は放課後。
宿題を一人でガリガリやってます。
「まだ終わんねーの?」
訂正、春樹と二人っきりだ。
私の後ろの席からダルそう声が聞こえる。
「アンタには関係ないでしょ。」
「それがあるんだよな。残念だけど。」
「は?」
どーいうことよ?
意味がわからなくて春樹の方を振り向くと春樹は手を頬について私をまっすぐ見つめていた。
いや、私の横を。
「何、見てるの?」
私の横に浮いているのはライちゃん。
春樹の視線はライちゃんに向けられている気がする。