Kissから始まる♡♥♡〜君は私に絶対服従!!?〜
「お兄ちゃん上手だね」
「当たり前だろ!!未来のために失敗なんて出来ないよ!!」
素直に感想を述べると、お兄ちゃんが満面の笑みで私を見つめる。
チラッと時計を見ると、もう18時。
ガタッ
「ヤバッ。ありがとう!!お兄ちゃん!!もう、行くね!!」
集合時間は確か、18時だった気がする。
寝たりなんかしなければ!!
ガチッ
「待って。未来」
急いで、家を出ようとする私の腕を真剣な表情で止めるお兄ちゃん。
「何?」
早く行きたいのにお兄ちゃんに腕を掴まれて行くことが出来ない。