Kissから始まる♡♥♡〜君は私に絶対服従!!?〜
「あの、すみません。」
私たちの後ろから可愛らしい声が聞こえる。
「はい?私ですか?」
とか言って振り向くとそこに居たのは....
楜澤 彩斗ークルミサワ アヤトー!!
私に声をかけて来たのは楜澤 彩斗だった。
ふわふわしたハチミツ色の髪。
ぱっちりとした大きな瞳。
女の子みたいな男の子。
とっても可愛くてこれまたモテる。
「急にすみません。少し二人でお話しませんか?」
彩斗くんは可愛らしく首をかしげて私を見てる。
キューンッ
可愛い!!
「ダメだ。俺から離れるな。」
「俺も春樹の意見に賛成だ。いつ、魔物に襲われるかわからない。そいつが魔物かもしれないし。」
私が彩斗くんに返事をしようとすると先に春樹が返事をしてしまった。
ライちゃんも春樹の意見に賛成みたいで彩斗くんの悪口まで言っちゃってる。
「いや、ライちゃん。彩斗くんどー見ても人間じゃん。」
とてもじゃないけど魔物になんて見えない。
「魔力が強い魔物は人間の姿に化けれるんだ。」
「本当ぉ?」
私がライちゃんと口論をしていると....
「未来先輩?何と話しているんですか?」
彩斗くんが不思議そうに私に声をかけてきた。
おう。
そう言えばライちゃんって普通の人には見えないんだっけ?