Kissから始まる♡♥♡〜君は私に絶対服従!!?〜


「ひっ独り言だよ!!ひとり....」


「用は済んだだろう。早くどっか行け。」


「その通りだ!!」


私の喋る言葉を遮って無愛想に彩斗くんにそう言う春樹と彩斗くんに叫んでいるライちゃん。


「ちょっと二人共!!言い過ぎだって!!」


「言い過ぎじゃねー。」


春樹がギロリと彩斗くんを睨む。


いやいやいや。

無愛想通り越して失礼なヤツだよ!!アンタ!!


「そこまで言うなら....。わかりました。迷惑かけてすみませんでした。」


シュンッ


小動物!!

下を向いて小さくなっている彩斗くんはまさに小動物!!


そして次第にやってくる罪悪感。


「それじゃあ、失礼します。」


彩斗くんはぺこりと頭を下げて向こうの方へ走り出した。


すれ違いざま私だけに聞こえた言葉。


『昼休み、体育館裏で待っています。』




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