Kissから始まる♡♥♡〜君は私に絶対服従!!?〜
「一人になるなってあれほど言われたのにね。」
体育館裏に行く途中。
私の後ろから聞きなれた声が聞こえた。
振り向くとそこに居たのは....
「愛美?」
どーして愛美がここに?
「クスッ。ちょっと未来が心配でね?これから告白されるんでしょ?」
愛美はいつものように小悪魔な笑みを浮かべて私に近づく。
そして....
「っ。」
音もなく世界の色が変わった。
モノクロの空。
ここは裏世界。
「魔物が現れたか。」
ライちゃんは私の前に移動する。
「魔物?さて、何のことかしら?」
愛美は楽しそうに笑いながら私たちとの距離を縮める。
ああ、気づくのが遅かった。
愛美は魔物だ。
いや、あれは愛美の姿をした魔物だ。